不動産売買「年末調整」「確定申告」は必要?【売却編】
2021/11/09
◎不動産売却後は、年末調整をしていても確定申告が必要!
年末調整とは、従業員がおさめなければいけない年間の所得税と、従業員の月々の給与と賞与から差し引かれた所得税を比較し、所得税の過不足を調整する作業です。
確定申告とは、1月1日から12月31日までの1年間に得た所得の合計金額を計算し、税務署へ申告、納税する手続きのことです。
毎年会社で年末調整をしてもらっていても、不動産売却時には個人で確定申告を行う必要があります!
※不動産売却の損益にかかわりなく必要になります。
「売却益があった場合」譲渡所得の確定申告
⇒売却益があった場合、確定申告をして譲渡所得税を納めることが必要です。
「譲渡損失がでたら」損益通算のための確定申告
⇒一定の条件を満たせば、給与などの所得と損益通算して税金を安くする特別控除が利用できます。
確定申告の時期は所得が発生した、
翌年の2月上旬から3月中旬に行うのが一般的です。
「不動産の売却をした翌年に確定申告をする」と覚えておきましょう^^