不動産売買「年末調整」「確定申告」は必要?【購入編】
2021/11/12
不動産購入時、住宅ローンを利用した方!
翌年には確定申告を忘れずに行いましょう!
◎会社員の方でも、購入翌年の1度だけは確定申告が必要です。
なぜなら、住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)という10年間に渡って税額控除を受けられる制度は、確定申告によって適用されるからです。
※住宅ローン控除とは、毎年年末時点においてローン残高の1%を所得税から控除するというものです。
※住宅ローン控除の要件
・住宅取得後6か月以内に入居、かつ適用時点で引き続き居住していること
・住宅の床面積が50㎡以上であること
・床面積の二分の一以上が自らの住居部分であること(事務所兼自宅は注意が必要)
・控除を受ける年の所得が3000万円以下であること
・住宅ローン残高が残っていること
・住宅ローンの返済期間が10年以上となっていること
上記の要件を満たす必要があります。
●もし、忘れてしまったら?
家について確定申告をしなかった場合、住宅ローン控除をうけることは出来ません。
しかし、5年以内であれば、確定申告をして、忘れてしまった分を取り戻すことが可能です。
ただし、余裕をもって手続きが進められるよう、心がけてください^^
●2年目以降の手続きは?
2年目以降は、確定申告の必要はありません。
勤務先での「年末調整」で控除が行えます。
その際、税務署から送られてくる、「給与所得者の住宅借入金特別控除申告書」と、金融機関から送られてくる、「住宅ローンの年末残高証明書」が必要になりますので、忘れずに提出するようにしましょう。
住宅ローン控除を受けるには確定申告が必須
家を購入する際は、確定申告に向けて必要な書類や手続きについても意識し、準備をしましょう。
更に詳しい情報が必要な方は、国税庁のホームページを参照してください。
当社でもご相談は無料で、行っております。お気軽にご相談くださいませ。